1983年にファミコンが出てから爆発的に普及してきた家庭用ゲーム機。
その中でも自分も体験した都市伝説などもあり、生まれる土壌は確かにあったな。と。
今回はそんなゲームにまつわる都市伝説を3つ紹介します。
よみがえるエアリス
これは非常に有名な噂話でした。
初代PSで1997年に発売されたビッグタイトル「ファイナルファンタジー7」で、ネタバレになってしまうのですが、ヒロインのエアリスが終盤に殺されてしまう、と言うなかなかショッキングがイベントがあります。
今までのFFでも主要人物が死ぬことはあったけれども、ヒロインの死亡と言うのはなく、また死んでたと思われた登場人物が復活することもあったので、当時自分も含めたキッズは「まぁ、復活するだろう」と思ってゲームを進めていました。
ところがどっこい、最後までよみがえる事はありませんでした。
そして、急激に広まった噂が、「●●をするとエアリスが復活する」と言うものでした。
これ系の噂が出回ったのにもまた理由があって、エアリスが死んでからとある場所に行くと一瞬だけエアリスの姿(幽霊?)が表示されて近づこうとすると消えると言う演出があるのです。
そのため、特定のフラグを立てると消えなくなる、と言う噂が出回り、学校で友達と情報交換したりしてました。
そのどれもが徒労に帰したわけです。
自分が聞いた噂は
- レベルをマックスまであげる
- すべての召喚獣を集める
- 殺される瞬間実は動けるので助ける
- プレイ時間をカンストする
など、まだ合ったような気がしますが、そんな感じでした。
まぁ、それを含めてすごく楽しんでいたなぁと回顧するわけです。最近リメイク版が出ているみたいですが、そちらではどうなるのやら
真・女神転生の「すぐにけせ」
これも・・・YOUTUBE やニコニコ動画が普及し始めた頃に目にしたもので、SFC「真・女神転生II」でランダムで、画面にすぐに消せと言う文字が浮かび上がると言うもの。ご丁寧にフェイク動画まで合ったので普通に信じてました。
と言うのも、実は一般人があまり目に付かないよなメッセージを仕込んでいるソフトなども合って、数十年後に解析で見つかると言う事が実際にあったのと動画が合ったので、そうなのかなと。
しかし、ガジェット通信の方が記事にしていましたが、開発者に聞いたところそんなプログラムは入っていないとのこと。ただ、FC版の「女神転生Ⅱ」には放置すると「すぐにけせ」と表示されるプログラムが仕込まれていて、発売前には消されたので、このときの開発者達がそう言ったことを都市伝説化している可能性もなきにしもあらずとの事で、なるほどな、と。興味がある方はガジェット通信の記事を読んでみると面白いですよ。
□【衝撃】真・女神転生の都市伝説「すぐにけせ」の真相が判明 / 開発者が話す開発秘話
最古のゲームにまつわる都市伝説?
ゲームにまつわる都市伝説で最も古いとされるものの一つは、1981年に登場した「ポリビアス(Polybius)」というアーケードゲームの伝説です。
このゲームはアメリカのオレゴン州ポートランドにある数少ないアーケードに設置されていたとされ、プレイヤーに不安や幻覚症状を引き起こすと噂されていました。
「ポリビアス」の伝説によれば、このゲームは政府の実験の一環として設置されたもので、プレイヤーの精神状態を記録するために利用されたとか、さらにはゲーム筐体を管理する「黒服の男たち」が定期的にデータを収集していたとされています。
しかし、実際にこのゲームをプレイした証拠やゲームの実物は見つかっておらず、都市伝説として語り継がれています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。80年代初頭から登場した家庭用ゲーム機。比較的新しく生まれた都市伝説達です。
あまり教訓的な要素がない愉快犯的な噂ばかりでしたが、まぁ、それも含めて楽しむくらいがゲームの都市伝説としてはあっているのかもしれませんね
おすすめの書籍
都市伝説の話しを読みたいなら、日本人なら、松山ひろし氏の書籍が面白いと思います。
昔webサイト「現代奇談」を良く読んでいました。そちらのサイトは閉鎖されてしまっていますが、書籍がいくつかでているのでオススメです。
民族学的に学びたい場合は、ジャン・ハロルド・ブルンヴァン氏の書籍が面白いのですが、日本語のKindle本や、そもそも書籍も手に入り辛いのが残念。もし、興味があったら古本などで探して購入してみても面白いと思います。