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これは友達の友達から聞いた話

都市伝説:エレベーターゲーム

エレベーターを使った異世界への行き方に関する話は、都市伝説として有名じゃないでしょうか

所謂ネットロアとして有名で、盛り上がっていた頃は2chなどで商業ビルやマンションで試す人が多かったなと記憶しています。今回は触れないですが、都内の結界を壊す方法など同時期に色々と流行っていたな〜と回顧しています。

今回はストーリーではなく、その方法を紹介します。


エレベータを使った異世界への行き方

  1. 10階建て以上のビルを探す – このゲームを行うには、10階以上あるビルで、人に邪魔されずにエレベーターを操作できる必要があります。
  2. 一人で行う – このゲームは必ず一人で行う必要があります。他の人が一緒にエレベーターに乗ると、成功しないと言われています。

手順

  1. 1階でエレベーターに乗る – 誰も乗っていないことを確認します。
  2. 4階へ行く – エレベーターのボタンで4階を選びます。
  3. 2階へ行く – 4階に着いたら、何もせずに2階のボタンを押します。
  4. 6階へ行く – 2階に着いたら、次に6階へ行きます。
  5. 2階へ戻る – 6階に着いたら、再び2階のボタンを押します。
  6. 10階へ行く – 2階に着いたら、10階へ向かいます。
  7. 5階へ行く – 10階に着いたら、5階へ向かいます。

重要なポイント

  • 5階での女性の出現 – 5階に到着すると、見知らぬ女性がエレベーターに乗ってくることがあります。絶対にその女性に話しかけたり、目を合わせたりしてはいけません。この女性は、異世界から来た存在とされ、彼女と接触すると元の世界に戻れなくなると言われています。
  • 異世界への入り口 – 5階で女性が乗り込んできた場合、1階のボタンを押します。しかし、エレベーターは1階には行かず、代わりに10階に向かいます。10階に着くと、エレベーターのドアが開き、そこが異世界への入り口となると言われています。

異世界の特徴

  • 真っ暗で何もない世界 – 通常の世界とは異なり、周囲は暗く、静まり返っていると言われています。ビルの窓から外を見ると、真っ暗な景色が広がっていることが多いです。
  • 携帯電話が使えない – この異世界では、携帯電話やその他の電子機器が正常に動作しなくなると言われています。

帰り方

異世界から戻るには、同じ手順を逆に行う必要があります。しかし、戻れなくなるリスクも高いとされているため、試すこと自体が危険であると考えられています。

このエレベーターゲームはあくまで都市伝説であり、実際に行うことは危険ですし、試すべきではありません。興味本位での行動は控えるようにしましょう。。


まとめ

エレベーターゲームの起源ははっきりしていませんが、インターネット上で広まり始めたのは2000年代後半から2010年代初頭だと考えられています。特に韓国の都市伝説として知られ、韓国の掲示板やブログで話題になったのが始まりだと言われています。

その後、韓国の都市伝説が日本や英語圏などの他国に広まり、インターネット上で語られる怪談やホラー体験談の一つとして定着していきました。日本では、2009年ごろに話題になりました。

特に2013年頃には、アメリカの掲示板サイト「Reddit」やYouTubeなどでこのゲームを試したり、体験談を語ったりする人々が増え、さらに認知度が高まりました。

また、2013年にアメリカで発生した「エリサ・ラム事件」がこの都市伝説に関連付けられたことも、エレベーターゲームが広く知られるようになった一因です。

ロサンゼルスのホテルで起きたこの不可解な事件で、エリサ・ラムさんがエレベーターで不審な動きをしている監視カメラ映像が公開され、これがエレベーターゲームと関係しているのではないかと噂されました。

ただし、これらはあくまでも都市伝説やネット上の噂にすぎず、エレベーターゲームそのものが実際に異世界へ繋がる手段であるという証拠はありません。


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昔webサイト「現代奇談」を良く読んでいました。そちらのサイトは閉鎖されてしまっていますが、書籍がいくつかでているのでオススメです。

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